資生堂、マツダの「魂動デザイン」を表現したフレグランスを制作

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2016.08.9

編集部

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株式会社資生堂(東京都中央区)は、マツダ株式会社(広島県安芸郡)がデザインの思想・哲学として掲げる「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を象徴するフレグランス「SOUL of MOTION」(非売品)を開発した。

同作品は、8月開催の『AUTOTMOBILE COUNCIL2016(オートモビルカウンシル2016)』のマツダブースで初めて展示し、来場者は香りを体感した。

「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」とは、2012年以降、マツダが新世代商品群に採用しているデザインコンセプトで、「カタチに生命感を与え、さらに日本の美意識を加える」という造形が国内外の多くの人に支持されている。

これまで「魂動」というデザインコンセプトをクルマ以外のモノにまで拡げ、その思想・哲学を形にしたさまざまなアート作品を制作し、「魂動」の世界観を表現してきた。

この度、マツダからの依頼を受け、「魂動」をテーマに香りとボトルの造形をデザインすることに挑戦した。

資生堂では、「香りを芸術まで高めたい」とした初代社長、福原信三の理念を引き継ぎ、これまでさまざまな香りの開発に取り組んできた。

2016年、デザインや研究開発部門の前身となる「意匠部・試験室」誕生から100周年を迎える節目の年に、「マツダの思想・哲学を体現しマツダを印象づける」という新たな香りの開発を実現。

フレグランス「SOUL of MOTION」のテーマは、『emotional simplicity(削ぎ落とした先の凝縮された興奮)』。

静寂の中に凛とした佇まいと毅然とした品格を漂わせるこの香りは、ウッディー、レザー、ローズをベースに、「魂動」を象徴する独自のエッセンスを配合した。

デザインは、マツダがデザインで追求する「削ぎ落とすことで、研ぎ澄まされた美に到達する」という日本の美意識から着想。オーバーキャップの素材にはステンレスを採用した。緊張感のあるエッジから流れるような曲面へのつながり、内側から輝きを放つようなガラス、容器を取り出す所作に至るまで美しいデザインだ。

意匠登録済み:日本、中国、EU、アメリカ(出願中)
嵌合機構:特許申請中

参考リンク
マツダ株式会社
株式会社資生堂

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