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仏ビオロジックルシェルシュ、がん患者へのトリートメントで提携

フランスのスキンケアブランドBiologique Recherche (ビオロジックルシェルシュ)は、がん患者と生存者にフェイストリートメントやボディトリートメントを提供するために米Wellness for Cancerと提携したと5月18日、発表した。第一弾としてフランスと米国で2017年6月より、ビオロジックルシェルシュの製品を利用したがん患者のための施術を開始する予定で、年末までに70を超える世界の主要都市での事業展開を計画している。

Wellness for Cancerはがん患者の充実した生活を支援する非営利団体。病院、支援グループ、個人経営のスパ、ジムなどで働く人を対象に、癌に焦点をあてたウェルネスコンサルティングとトレーニングを提供している。現在、米国、カナダ、ヨーロッパ諸国、メキシコ、インドでサービスを提供。

ビオロジックルシェルシュは、癌の種類、手術方法、治療期間などを考慮し各自にパーソナライズした製品とトリートメントを確立させている。今回の提携について、同社会長のルパート・シュミット氏は、“最も必要とする人々に健康と美しさをもたらしたい”などと、発表文の中でコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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