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気になる周囲のニオイ(体臭)「指摘しにくい」9割以上

株式会社マンダム(大阪府大阪市)は、汗やニオイが気になるクールビズシーズンに、ビジネスシーンにおけるニオイ(体臭)に対する意識と、その対策方法について調査した。

その結果、“他人のニオイ(体臭)”については、男女ともに9割以上が指摘しにくいとの回答で、特に女性は7割以上が「すごくそう思う」と答えており、男性よりも2割高くなっている。一般に女性のほうがニオイを気にする傾向があることがわかっているが、気になる度合いが高いからこそ、よりセンシティブな問題であると捉えているのことがうかがえる。

また、指摘しにくい理由の1位は「相手が傷つきそうだから」となっており、指摘することは相手を傷つけかねないとの配慮が見られる。

周囲のニオイ(体臭)が気になったときは、4人に1人以上が「息を止める」、「マスクを着用する」、「その場を離れる」などの対策をしていることがわかった。

ひそかに行う対策が上位を占めており、これも、相手に対する配慮からか、相手に気づかれないようこっそり対策していることがうかがえる。

一方、自分自身のニオイ(体臭)対策は行っているか、との問いには男性が4割程度、女性は半数以上が「している」と回答。女性のほうがニオイを気にし、センシティブに捉えている分、自身のニオイにも配慮していると思われる。

具体的な対策としては男女ともに「お風呂」「着替え」といった生活習慣が1位と2位を占めました。3位は「ボディシート」となっており、デオドラント剤の中でも手軽に使えるものが上位になった。

今回の調査から、ニオイ(体臭)はセンシティブな問題であり、他人のニオイ(体臭)が気になったとしても、指摘やあからさまな対策はためらわれる様子が浮き彫りとなった。

ニオイ(体臭)は自分自身では気づきにくいものだが、適切なケアをすることで対処ができる。まずはそれぞれが「体を清潔に保つ」「使いやすいデオドラント剤を使用してみる」などのエチケット活動を行うことが、快適な職場環境をつくる一歩になる。

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