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東洋新薬、健康食品・化粧品受託増で新工場を新設へ

株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は、佐賀県鳥栖市内に第3工場を新設する計画を進めている。9月29日には同市と新工場建設にかかわる進出協定を締結。新工場の名称を「インテリジェンスパーク」と決定し、2019年4月の操業開始を目指している。

同社が手掛ける健康食品と化粧品については、主に熊本工場(熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成272-5)で原料加工を行い、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市弥生が丘7-28)において最終製品に仕上げている。近年、健康食品および化粧品の受託製造件数が増加しているため、生産能力アップに向けて、3つ目となる鳥栖工場の新設を決定した。

当初、第3工場の総投資額は約65億円として、地上4階建て、延べ床面積約1万6500m2を計画していたが、さらに詳細を詰めていき、投資額は初期約75億円と確定。「操業スタートから5~6年程度かけて設備を徐々に増強していく」(広報担当者)ことで、最終的には約110億円になる見通し。延べ床面積は約1万9800m2に拡大する。2018年1月に着工する予定。新工場のラインの詳細は明らかにしていないが、化粧品はスキンケアなどのベース商品を中心に生産していく模様。

新工場の名称を「インテリジェンスパーク」としたのは、これまで同社が培ってきた「経験・ノウハウ(情報)」と「それを動かす能力(知能・技能)」を融合し、知識・技術が高度に集積された次世代型の生産拠点を目指すという想いが込められている。

「次世代型」の指し示す具体的な内容は明らかにしていないが、同社の製造技術、品質管理手法等のノウハウを反映させた最新鋭の設備を導入して、生産効率を高めていく狙いがあるものとみられる。

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