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眠い・だるい…魔の時間帯は月曜と木曜 花王眠気調査

花王株式会社(東京都中央区)は11月27日、同社の「ウーマンウェルネス研究会supported by Kao」が平日の昼間に仕事をしているビジネスパーソン668名(全国の20~50代の男女)を対象に実施した「日中の眠気やだるさに関する意識調査」結果を発表した。

調査によると、日中に眠気やだるさを感じている人は83.6%、そのうち91.1%が仕事のパフォーマンス低下を感じていることがわかった。さらに、最も眠気やだるさを感じる「魔の時間帯」と年代別傾向が明らかになった。

最も日中の眠気やだるさを感じる曜日・時間は、休み明けの「月曜午前中~15時」に集中しており、次に「木曜12時~15時」という結果となった。

一方、最も仕事がはかどる時間は、「月曜・火曜午前中」と、「金曜15時~18時」という結果になった。

さらに、年代別では、全年代で最も眠くだるい時間帯は「12時~15時」だが、若年男女は「午前」も眠くだるい傾向にあることがわかった。

この結果について、多くのビジネスパーソンを診察してきた睡眠専門医の白濱龍太郎先生は次のように解説している。

<調査結果考察>
・月曜は、眠気やだるさを感じる人と、仕事がはかどる人に二極化している。週明けの不調は、土日の過ごし方が原因と考えられ、週末に昼まで寝たり夜更かしをしたりして生活リズムが崩れてしまうと、無理やり平日のリズムに戻す月曜日につらく感じることになる。逆に、週末も生活リズムを崩さずしっかり休息できている人にとっては、月曜午前中は仕事がはかどりやすい時間帯といえる。

・週の後半になるほど疲れが蓄積してくるため、木曜に眠気・だるさを感じる人が増えるが、金曜夕方になると休み前で気力が高まるからか、仕事がはかどると感じる人が一気に多くなっている。

・若年男女は他の年代に比べ午前中も眠くだるい傾向があるが、これは、夜の過ごし方が翌日の午前に影響している可能性がある。

日中の仕事や家事のパフォーマンスを上げるためには、夜にしっかり休息をとり、身体の疲労を回復させるとともに、意識的に昼間の覚醒レベルを上げることが大切だとしている。

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