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2017年度上期の化粧品市場は前年比1.6%増

全販売業態で見た2017年度上期(4~9月)の化粧品市場は、前年比1.6%増の3603億円となったことがわかった。日本チェーンドラッグストア協会(会長・青木桂生氏)がまとめた「ドラッグストア業界研究レポート2017年度後期」の中で明らかになった。

同市場調査は、株式会社アンテリオ(東京都千代田区)が実施した。それによると、インバウンド需要は収束してきているものの、新しい訴求商品の販売により、国内需要が増加していると分析している。また、総月商1000万円以上のドラッグストア(DRUG/L)の販売金額においては、前年比2.4%増の2212億円となった。

化粧品の分類別動向に見ると、栄養クリームの増加幅が最も大きく、新しい機能性を有するエイジングケア商品の発売により市場が伸長した。次いで増加幅が大きかったのはパックで、主力スキンケアブランドから発売されたジェルタイプが好調を維持している。

一方、売上減少幅が最も大きかったのはファンデーション。おしろいや化粧下地といったカテゴリーが代替品として使用されるケースが増加していることを要因の一つとして挙げた。次いで減少幅が大きかった洗顔クリームについては、パウダータイプのインバウンド需要が一巡したことで、マイナスに転じたと分析。その他の化粧品は中価格帯の新商品が不調だった。

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