資生堂、2018年1月付の組織改正と人事異動を発表

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2017.12.4

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)はこのほど、2018年1月1日付けの組織の一部改正と人事異動を発表した。組織については「中国事業革新プロジェクト室」を解消し、中国マーケティングサポート機能を経営戦略部に移管するなどし、人事については経営戦略部部長代行の梅津利信氏が経営戦略部長に就任するなどの異動を決めた。

株式会社資生堂の主な新組織体制については、ブランドをコアとした成長実現の加速とよりスピーディなブランド戦略の実行をねらいに、「グローバルプレステージブランド事業本部」内を横断する機能を担う「事業戦略部」を解消し、その機能を各ブランドユニットへ移管する。

生活者のインサイト発のブランドマーケティング戦略を立案できる体制の構築、およびブランドをコアとした成長実現に必要な経営基盤構築をねらいに、SHISEIDOブランドユニットを構成する「ブランドデベロップメント室」、「スキンケア開発室」、「マーケティング・コミュニケーション室」を、「ブランドデベロップメント部」、「マーケティング部」、「コミュニケーション部」に再編する。

また、資生堂グループとして大型投資を行うグローバル標準システムの導入、ICT基盤整備と機動力、スピード強化をねらいに、「グローバルICT部」を分割し、グローバルICT領域の戦略策定・実行推進、インフラ、情報セキュリティ、コミュニケーションシステムや、EC・CRMなどデジタルのICTプラットフォーム整備機能を担う「ICT戦略・プラットフォーム部」と、グローバル標準システムの企画・導入とビジネス実行のためのシステム運用・開発を担当する「グローバルシステム部」に再編する。

併せて、資生堂ジャパン株式会社の組織体制も刷新。ビューティーフーズ事業と化粧品事業の連携強化をねらいに、「ビューティーフーズ事業部」を専門店事業部「マーケティング部」へ移管し「ビューティーフーズマーケティング室」へ、「マーケティング部」は「専門店マーケティング部」へそれぞれ改称する。

一方、人事については、梅津氏のほか、株式会社資生堂執行役員グローバルICTの亀山満氏を同社執行役員ICT戦略・プラットフォーム部長に、資生堂ジャパン株式会社執行役員ヘルスケア事業担当の高野茂氏を同社ヘルスケア事業部長に当てるなどする。

参考リンク
株式会社資生堂

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