株式会社フォーシーズホールディングス（福岡県福岡市）は13日、2018年9月期第1四半期の売上高が前年同期比29.2%減の5億7200万円、当期損失が700万円の赤字となったと発表した。前年度に、カラーコンタクトレンズ事業を手掛けるクレイトン・ダイナミクス株式会社の全株式を譲渡したことにより、売上高は大幅に減少した。

セグメント別の業績を見ると、化粧品卸事業については、古くなった角質を除去するための製品『ナチュラルアクアジェルCure』及び岩塩を原料とする入浴剤『Cure バスタイム』の販売を行っており、市場でも高い評価を受け、順調に売上を伸ばした。

また『Cure バスタイム』は、新たに香り付きのボトルタイプ2種の販売を開始。これにより、化粧品卸事業の売上高は前年同期比25.0％増の1億5533万6000円、セグメント利益は同71.6％増の4684万3000円となった。今後は、市場で広く認知されているCureブランドを活かした新商品の開発にも注力していく考え。

2018年9月期通期の業績見通しについては、現在、企業価値の更なる向上を目指した新たな中期経営計画を策定しているところで、詳細が確定した時点で公表する予定だ。