世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ファンケル、物流センターの増設を検討

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は、インバウンドをはじめとした化粧品需要増に対応するため、新しい物流センターの設置を検討している。「ファンケル関東物流センターを東西に分ける」(代表取締役社長執行役員CEOの島田和幸氏)ことが検討項目として挙がっている。

現在、配送料の値上げ問題が各小売事業者の頭を抱えさせている。同社では「単純計算で年間15億円のコスト増要因」(島田氏)となるほどで、第2期中期経営計画(2018~2020年度)の営業利益目標作りにも影響したほどだ。

配送料の値上げに対しては、例えばカタログの頒布部数を大幅に減らしてデジタルに切り替えたほか、一部製品は送料有料とするなどして、値上げ分を吸収しようと努力している。

配送料だけが課題ではない。インバウンド需要などで盛り上がる化粧品は物量も増加している。目下、同社ではファンケル関東物流センター(千葉県柏市)だけで対応しているが、「3~4年以内に新しいところで稼働を検討している」(島田氏)として、同センターを東西に分けるなどの案が浮上している。

ファンケル関東物流センターは1日2万件の出荷を行っており、基本的に注文を受けた翌日にはお客に商品を届けることができる。出荷作業の指示はペーパーレス化を実現しているほか、環境にも配慮された物流センターとなっている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP