ちふれ化粧品、入社式訓示「さらに価値ある人間として成長して」

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2018.04.3

編集部

株式会社ちふれ化粧品(埼玉県川越市)は2日、都内で入社式を執り行い、代表取締役社長の片岡方和氏は「仕事を通じて、自分のため、家族のため、会社のために活躍してもらいたい」と新入社員に訓示した。

「仕事を積極的に進めることは、苦労もある」(片岡氏)としつつも、結果として、同社の経営理念である“うそのない事業活動”を通じて、“個性と能力を発揮し、幸せを実感”し、「さらに価値ある人間として成長して欲しい」(同氏)と強調した。

同社の「ちふれブランド」は今年で発売50周年を迎える。このブランドは、同社の経営理念を全て具現化したものであり、安心・安全、高品質・適正価格である化粧品の代表的な存在とも言えるもので、「良心の塊」と呼ばれている。このブランドは順調に拡大しており、今後ともシェア拡大を目指す考えを示した。

カウンセリング化粧品である『綾花』については、今年で発売から27年を迎えるが、ちふれブランドと比べ、その成長の程度が緩慢であり、「経営陣としては納得しておらず、綾花の新しい広告展開、売場の抜本的な見直し、研修等を通じての美容部員のさらなる質的向上などを進める」(片岡氏)との考えを示した。

同社の関係会社、ジャパンオーガニック株式会社においては、『do organic』の発売からおよそ10年が経つ。日本ではオーガニックコスメは化粧品の主流ではないが、多くの取引先を有する化粧品会社の中では、「当社が最も進んだ立場にあると理解している。これまでの経験やノウハウを生かし、綾花同様に広告も含め、前向きにシェア拡大に注力していきたい」(片岡氏)と語った。

今年は、中途入社(スポーツ枠 特別社員5名含む)も含め56名が入社した。

参考リンク
株式会社ちふれ化粧品

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