世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

アメリカでの今季ブライダルヘアスタイルのトレンド

ロレアルUSA傘下のプロフェッショナルヘアケア会社マトリックスは、18日、今年の北米市場でのブライダルヘアスタイルの動向を発表した。最近は柔らかなイメージが先行しており、シニオン、編み込みなどのヘアスタイルも硬さを出さずナチュラルに仕上げるようだ。花飾りも飾りすぎず小さめにアレンジを加えるような傾向がみえる。同社のアートディレクターのロバート・サマンサ氏はブライダルヘアスタイルのトレンドとスタイリング剤の活用方法を公式サイトで詳細に紹介。主要なトレンド5つは次の通り。

【アメリカのブライダルヘアスタイルのトレンド】
ループバンズ
柔らかいシニオンとツイストを多めに作って緩やかなループでダウンスタイルに仕上げる。 湿った髪を乾燥させる前に、縮みや垂れ下がりを起こすことなく毛髪を滑らかに保つ軽量のヘアクリームを活用する。

編み込み
あまりにも乱雑すぎず、または完璧すぎずバランスを取ることが重要なポイント。オランダ風編み込み、フレンチ風編み込み、フィッシュテール編み込み、クラシックな三つ編みなど組み合わせでアレンジと個性を演出する。モダンな組紐を作る際にドライシャンプーを活用すると髪の滑りを防ぎ、ボリューム感がでる。

花飾り
今シーズンの花飾りは落ち着きとシンプルさを優先させる。ナチュラルなヘアスタイルに1つまたは2つの小さな花をタックするか、洗練されたシンプルな髪型を引き立たせるために大きな花を一つ選択するというトレンド。

スムースヘア
クラシックなヘアスタイルに厚めの前髪(スクエアバンク)で、シックなフランスの女性の雰囲気を放つ。横髪を残して数本動きを出して洗練さを加える。このヘアスタイルに黒いアイライナーとマットな赤い口紅で全体の外観を際立たせる。

ビーチウェイブ
カジュアルスタイルやボヘミアンスタイルの結婚式の場合、ロングな髪の毛をウェイビーヘアでフルダウンするのは有力なオプションとなる。粗雑さが出ないようにセンターパートをしっかりと作ってからウェイビーヘアを合わせる。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP