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高島屋、「時短」「セルフケア」の化粧品売場を開設

大手百貨店の株式会社高島屋(大阪府大阪市)は、横浜店と日本橋店に新しい“体験型”のビューティ編集売場「ベルサンパティック」を開設する。27日には、まず横浜店4階の婦人服フロアにてオープン。今秋に日本橋店でもオープンする。

「ベルサンパティック」は、お客の美容ニーズの変化を背景に、“コト・体験型”のMDを切り口としたオープン形式の売り場。20代~50代を中心としたビューティコンシャスな女性や、ビューティ志向の高い男性をターゲットとしている。売場は、「体験・施術」「イベント」「物販」「カフェ」の4つのゾーンで構成する。

体験・施術ゾーンでは、ヘア(カラー、ブロー、セット、アレンジ)、ヘッドスパ、ネイル、パーツケア、メイクなど約70種を用意。時間を要する一般の美容サロンとは異なり、仕事帰りや、おでかけ前に少し手入れをしたい時に、百貨店で気軽に立ち寄れる体験クイックメニューを充実させた。サロン内では、顔型分析(無料)による、メイクアップのカウンセリングや、ホームケアアドバイスを受けられる。

また、モノだけでなく、イベントなどのコト企画も充実させるコンテンツとして、メイクレッスン、セミナー開催をはじめ、ビューティに関するプラスαの知識を気軽に学べるオープン形式のギャザリングスペースを売場内に設置した。

物販に関しては、従来の百貨店の化粧品売場では扱っていなかったラインアップを展開したり、カフェを併設するといった工夫を凝らした。

働く女性の増加とともに、美容において「時短」や「セルフケア」のニーズが高まりを見せる中、従来の百貨店の化粧品売場では対応できなかった、“気軽に立ち寄れる体験・施術サービス”を充実させたのが特徴。百貨店の強みである“編集力”を活かした新しい次世代ビューティの売場を開発することで、モノ・コトを含めたビューティのソリューション提案や、お客の新たな美容ニーズに対応していきたいとしている。

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