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ファンケル、『フェルラ酸』の軽度認知障害への有効性を臨床確認

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は18日、7月から販売開始したサプリメント『フェルラ酸』について、「軽度認知障害に対する有効性を臨床試験で確認した」とする研究成果の一部を報道陣に披露した。近日中にニュースリリースする予定だ。

65歳~74歳を対象に認知機能テスト(MMSE)を実施した結果、『フェルラ酸』摂取後3カ月から認知機能は改善をはじめ、6カ月後にはさらに改善が見られた。また、自覚症状アンケートも実施。サプリ摂取で「自信は戻ったか」との質問に対して、「はい」と回答したのは、『フェルラ酸』を摂取した人で46%、プラセボで28%という結果だった。

同社は2年前、創業者の池森賢二氏の肝いりで、総合研究所に隣接する形で第2研究所を新設。総合研究所で行っていた基礎研究の部分を第2研究所に移管した。現在、香りが脳に及ぼす効果について研究しており、認知症へのアプローチを試みている。2017年には、第2研究所の初めての成果として、記憶力に効果的な新たな香りを開発した。この研究成果は、化粧品、健康食品に次ぐ新たな第3の柱としての事業展開を視野に入れている。

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