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㊴コスモビューティーの会社研究 ~テクノロジーとマーケットを融合させた企画提案に強みを発揮~(上)

株式会社コスモビューティー(大阪府大阪市、未上場)は、1949年に化成品事業をスタート。1986年に化粧品部門を独立させた。以降、現在は、化粧品製造を主軸としつつ医薬品・医薬部外品にまで事業を拡大。OEM・ODMのプロフェッショナル集団として顧客のヒット商品やビジネスチャンスの創出に尽力している。

OEM事業としての第1の強みは、マーケットニーズに対応した企画力とヒット商品を創出する提案力にたける。
同社は、国内外の資材メーカーや原料メーカーとのパートナーシップを駆使し、常にマーケットニーズを先取りした新商品を企画し、研究スタッフの豊富な実績とノウハウを生かしてテクノロジーとマーケットを融合させた企画提案に強みを発揮している。
第2の強みとして年間4000件の施策実績と50処方にのぼる新剤形を創出した処方資産を蓄積していることが挙げられる。また、医薬部外品についても150アイテムの処方ストックを有しており、顧客の商品化ニーズにスピ―ディ―に対応できる。
第3の強みは、海外ネットワークを構築していること。現在、ベトナムに3工場、中国に2工場を竣工し、バリューエンジニアリングやグローバル市場の拡大支援が可能。同社は業界内でも海外進出が早く、充実した海外仕入れルートにより、国内外に新風を吹かせるコストメリットにも寄与しいる。豊富な人材やネットワークを駆使し、ネイティブ対応している。
第4の強みは、海外ネットワークを駆使し、国内外に新風を吹かせる国際標準価格の提案が可能。
第5の強みは、国内外において医薬品製造が可能な世界最高峰のクリーン度を誇る医薬品製造管理・品質管理に関する国際基準「GMP」(good manufacturing practice)に準拠した製造設備を有し、高水準の品質レベルを実現している
第6の強みとして小ロット多品種から大量生産まで商品化に必要なすべてのサービスをワンストップで提供できることが挙げられる。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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加藤勇

顧問記者/ジャーナリスト

元日刊工業新聞編集局部長。欧州、米国特派員を含め記者歴通算45年。ベンチャー、中小・金融政策専門経済ジャーナリスト。「レバレッジ金融至上主義の崩壊」など著述多数。本誌では主に、経済部門、企業取材を担当。

  1. 女性経営者連載11・ミック・ケミストリー(下) ~営業と技術が一体となってOEM受注~

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