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ポリフェノール豊富なコーヒーの摂取が肌のシミ抑制につながる

8月1日から期間限定でオープンするネスレ日本株式会社(兵庫県神戸市)の「ネスカフェ ビューティワークカフェ」の監修を務めた、神戸大学名誉教授の市橋正光氏(アーツ銀座クリニック院長)は31日、ポリフェノールが豊富なコーヒーの摂取が肌のシミ抑制につながるとの考えを示した。

夏は紫外線が気になる時期。市橋氏によると、UVAはUVBほど遺伝子に傷をつける程度は大きくないが、活性酸素を発生させるという特徴がある。また、UVBは窓ガラスで遮断されるが、UVAは窓ガラスをすり抜けるため、オフィスなど室内にいても紫外線を浴びるリスクがある。

そのため、「日中に室内でブラインドを降ろすだけで、室内に到達するUVAを遮断できる」(市橋氏)。ブラインドがない場合は、室内での反射に配慮した衣服や住空間でのUVケア対策が必要という。

UV対策は、“食べる”ことでも対策になる。具体的な食材として、カシス・ベリー、トマト、オリーブオイル、サーモン、緑茶、コーヒーを挙げ、「食べる天然サンスクリーン」として肌シミ対策につながると指摘。抗酸化食材に配慮したバランスの良い食生活を勧めた。

このうち、コーヒーについては、含有ポリフェノールが赤ワインと同等とされる。コーヒーは「日本人のポリフェノール最大の摂取源」(市橋氏)となっており、1杯で300mg摂れるため、1日の理想量と言われている。研究では、ポリフェノール900mg以上(3杯分に相当)を摂取した人は、普段あまり飲まない人に対して、「紫外線シミスコア」が有意に低下。「1日900mg以上のポリフェノール摂取が光老化の肌シミ抑制に関連している」(同氏)とした。

「ネスカフェ ビューティワークカフェ」は、ネスカフェ原宿(東京都渋谷区神宮前1-22-8)内に設置するもので、美容ケアをテーマにしたメニューやサービスを期間限定で提供するカフェ。野菜や果物を中心にポリフェノールが含まれる10種類以上の食材を使い、味と見た目にもこだわった「ポリフェノールの虜ブッフェ」を楽しむことができる。

また、無料Wi-Fiを完備した店内では、UVカットショールや、UVカットスプレー、ブルーライトカットメガネ、マッサージ機器などを準備しており、働く女性が美容ケアをしながら、リラックスすることができる場としても利用できる。オープン期間は8月1日~8月24日(11時~21時)。

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