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日華化学の化粧品事業、下期の業績見通し「上期並みの伸び」

美容サロン向け頭髪化粧品などを展開している日華化学株式会社(福井県福井市)は6日、2018年12月期第2四半期決算説明会を開催し、化粧品事業の下期の業績予測について「上期並みの伸び」(代表取締役社長の江守康昌氏)との見通しを示した。

第2四半期における化粧品事業の売上高は前年同期比12.5%増の68億3900万円となった。内訳を見ると、日本が同12.3%増の60億7700万円、海外が同14.1%増の7憶6200万円。日本については、『デミ コスメティクス』が微増に終わったが、「ヘアカラーのマイナスが止まった」(江守氏)との成果を挙げた。

一方、子会社の山田製薬株式会社(東京都中央区)のODM製造受託事業が大きく伸びたものの、下期の予想としては「横ばい」(江守氏)と控えめな見方を示した。

同社は2018年度上期に、アレルギーリスクを大幅に低減でき、美しい発色も実現するという世界初のヘアカラー用染料『グロス染料』を開発。これを配合した美容技術者専用の高機能ヘアカラー『ル ポリサージュ』を9月に発売する予定で、同年度下期に大きな伸長を見込んでいる。

また、海外については韓国DEMI KOREA CO.,LTD.が好調を維持する見通し。

2018年12月期通期の売上高は前回予想の490億円から500億円、当期純利益は同13億8800万円から25億円にそれぞれ上方修正。「中期経営計画を1年前倒しで達成できる」(江守氏)と胸を張った。

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