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米化粧品会社KISS Products、Kビューティに触発されたラインを開発

アメリカの化粧品開発大手のKISS Products社は、3日、韓国の化粧品にインスピレーションを得て開発した新しい化粧品ライン「JOAH」を立ち上げたと発表した。「JOAH」は公式サイトでのオンラインショッピングのほか、米大手ドラッグストアCVSのチェーン店で独占的に販売していく。

ファンデーション、口紅、眉毛、眉、リップ、化粧用ブラシなどフルラインを製品化しており、2.99ドル〜15.99ドルの販売価格で展開する。アメリカ市場で韓国コスメの人気が高まる中、アメリカでの製品開発への影響力も強くなっていくようだ。

JOAHは韓国語で、‘I like it(私はこれが好き)’という意味になるという。低価格でありながら美容メリットが高く、トレンドカラー、革新的な高性能なフォーミュアを提供する。特にファンデーションのコレクションは充実しており、コンシーラー、BBクリーム、液体ファンデーション、クッションファンデーション、プライマー、ブロンザー、ハイライトなどを揃えている。CVSファーマシーのビューティ・マーチャンダイジング・マネージャーのアンドレア・ハリソン氏は、「JOAHのようなKビューティの影響を受けたブランドを展開することで、消費者へ新しい製品を提供する方法を拡大し続けたい」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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