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日本の美容手術、世界と比較して「顔」への施術に偏る

日本の美容手術においては、顔への施術が中心で、世界に比べて極端に顔に偏っている。一般社団法人 日本美容外科学会(JSAPS)が国際美容外科学会(ISAPS)へ提出した報告書を、昨年分のISAPSの全世界統計と比較することでわかった。

世界的に見ると、外科的施術数は約40%を占めるが、日本ではわずか15.4%。日本の美容手術数は、世界で行われている美容手術のわずかに2.3%で、非外科的施術は10%を超える施術が日本で行われていることになる。

さらに美容手術の内訳でも大きな特徴がみられる。世界的には、顔の手術は4割で、乳房が3割、躯幹・四肢が3割を占め、体形に関する美容手術が過半数を占める。一方、日本では顔の美容手術数が9割を占め、乳房と躯幹・四肢はそれぞれ5%ずつしかない。すなわち日本人の美容の関心が、極端に顔に偏っていることが示されている。

ただし、ISAPSの統計では、美容皮膚科医など他科臨床医の施術数がカウントされていないため、非外科的施術が実際よりも少なく示されていると思われる。

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