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米国スパ業界、2017年年間売上高175億ドルを達成

米国スパ協会(ISPA)は、4日、スパ業界の年間調査結果を公表し、2017年のアメリカ国内のスパ業界の売上高は過去最高の175億ドルを突破したことを発表した。2016年の年間売上高168億ドルより4.3%の増加となった。同協会によれば、アメリカ市場は堅調な伸びを示しており、現在、8年間連続で売上高の成長を記録している。

スパが存在するロケーション調査では、2017年は21700地域にスパが営業拠点を持っており、2008年のリーマンショック(景気後退)前の21300を上回った。2017年は510のエリアに進出。これは毎週10ヶ所の新天地で開店していることに相当するという。2017年のスパへの訪問者数は合計1億8700万人で、毎日、 51万1000人がスパを利用したことになる。

ISPAは1991年、スパの専門知識と教育のネットワークシステムを提供する専門機関として設立された。米国ではスパ業界の声としても知られている。スパ体験の価値を促進し、プロフェッショナリズムと成長を促進するよう活動を広めている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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