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20~30代の半数が“鎧女子”と自覚 疲れが肌の不調にも

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)は、全国47都道府県の20代から30代の女性4,700名を対象に、心に鎧をまとって頑張る「鎧(よろい)女子」に関する意識と実態の調査を行った。

今回の調査では、テレビドラマなどで共感を集める「仕事でも恋やプライベートでも周囲の人に上手に自分の素を見せたり、本音を言えなかったりする心に鎧をまとったような女性」を「鎧女子」と定義。調査の結果、全国のアラサー世代の半数が自分のことを「鎧女子」だと自覚し、仕事やプライベートで肉体的・心理的に疲れを感じていることが多いことが分かった。

また、そうした疲れが「お肌の不調となって現れる」と感じていることも分かった。

項目に分けて「鎧女子」度をチェックしたところ、項目別では「周囲に気を遣いすぎて疲れることがある」(58%)が約6割と最も多くなり、本当の自分を出せずに無理をしている人が多いことが分かる。

続いて、自分が「鎧女子」だと思うかきくと、「自分が『鎧女子』だと思う」と回答した人は50%。また、どんな女性が「鎧女子」だと思うか具体的にきくと、「30代になって職場で後輩もできた自分。弱い部分を見せたくないと鎧をつけている気がします」(30歳)、「彼氏やパートナーの意見に合わせてしまい、自分の気持ちを隠してしまう女性」(32歳)などの意見があった。

自分が「鎧女子」であると回答した人に対し、どのようなシーンでそう思うかときいたところ、職場・オフィスにいる時に「鎧女子」化する「お仕事鎧女子」が79%と最も多く、デート中・片思い中など恋愛時の「恋愛鎧女子」は26%、家族と過ごしている時・家事をしている時の「家庭鎧女子」は18%、SNSを見る・投稿するなどのシーンでの「ネット鎧女子」は10%となった。

また、2つ以上のシーンで「自分が鎧女子」だと感じる“複合型鎧女子”は全体の約6割(57%)も見られ、複数のシーンで気を張る女性が多いことも分かった。

そんな頑張りに、お疲れ気味の「鎧女子」も多い様子。「鎧女子」であることで「疲れ」を感じるかどうかきくと、「肉体的な疲れ」では73%、「心理的な疲れ」では95%が「感じる」と回答した。

「心理的な疲れ、肉体的な疲れはお肌の不調となって現れると感じますか」という質問には、実に92%もの女性が「そう思う」と回答している。

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