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2019年パーソナルケアのトレンドはゼロエミッション

世界のパーソナルケア産業は製造メーカー、サプライチェーンのあらゆる側面でセロエミッションと持続可能性を促進する新しいパラダイムの時代に突入しているという。グローバル市場調査会社ミンテルは、5日、2019年以降のこのような業界予測を公式ブログで発表した。

環境問題や自然保護への関心が消費者の間で高まる中、パッケージングを削除する動きは消費財産業全体での動きとなってきている。今後5年間で、環境に配慮した消費者が美容やパーソナルケアのルーチンを含め、生活のすべての面で無駄を減らす対策を優先し持続可能性により重点を置く傾向が進むと予測している。従って、「ゼロ廃棄物」のトレンドは美容・パーソナルケア産業を変革することは間違いないと同社は予測している。 消費者は、ブランドがより環境に配慮し、行動に責任を負うことを求めるようになると指摘している。

このような傾向の中、インディーブランドは、倫理や環境にやさしい慣行を重視して消費者に製品をアピールする優位性がある一方、認知度の高い大衆ブランドは、ニッチな新しい競合他社に対抗するために新しいゼロエミッション対策を採用しなければならないかもしれないと示唆している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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