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塩味スナック菓子の開発、中国1位アメリカ2位、日本は4位

塩味のスナック菓子の開発がアジア圏で活発なようだ。グローバル市場調査会社ミンテルは、同社の新製品データベース(GNPD)を分析した結果、2018年に世界で新製品として販売された塩味スナック製品の11%は中国市場が占めていたことを明らかにした。アメリカは2位で8%を占め、インド(7%)、日本(5%)、インドネシア(5%)と続き、アジアで塩味が人気なことを示す結果となった。

摂取量の比較でも中国が世界1位で、年間552万トンを消費した。アメリカは375万トンで2位と続き、インド(130万トン)、日本(58万トン)、メキシコ(55万トン)がトップ5に入った。

アジアでのスナック菓子のフレーバーのトレンドとして、チョコレート風味と塩味を組み合わせたスナックの人気上昇があげられる。2000年初頭にアメリカ市場でチョコ塩味のスナック菓子が開発されて以来、米国市場で根強い人気を維持しているが、2018年のチョコ風味の塩味スナック菓子の新製品開発の市場占有率は日本が12%でアメリカ(8%)を抜いたという。 地域別に見ると、アジア太平洋地域は2018年のチョコ風味の塩味スナックの全市場の58%を占め、続いてヨーロッパ・中東およびアフリカ地域(19%)、北米地域(10%)の順だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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