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医師が患者に日焼け止めを薦める割合はわずか1.6%

太陽光は、肌のシワ・シミの原因や老化の促進をもたらす。欧米では、より深刻な問題として皮膚がんの原因である太陽光および紫外線対策は、日本以上に進められている。

ところが、米国内の医師は、日焼け止めの推奨と紫外線対策に関する患者教育をめったにしないという調査結果が国際的医学誌の「JAMA」オンラインに4日、発表された。

1989年1月1日 – 2010年12月26日の米国の外来診療のデータ(約18.30億人)を調査した結果、医師が日焼け止めを推奨したのは、患者1283万人( 0.07% )だった。皮膚科医が外来診療に日焼け止めについての話をしたのは、わずか1.6 %だった。日焼け止めの話を聞いた患者では80歳以上の高齢者と日光角化症の患者で最も多く、子供の患者で最も少なかった。

「皮膚がんの患者に対してでさえも、日焼け止めの推奨を含む紫外線対策の話をした医師は少なかった」と研究者らは述べている。

米国では今年3月に、バイヤスドルフ、ロレアル、アッシュなどの製造各社も参加した日焼け止めの使用で皮膚がんと戦うキャンペーンが、民間団体 Public Access To SunScreens (PASS) Coalition によって展開されている。

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