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世界の7割の消費者がアロエベラの成分が身体に良いと支持

食品、医薬品、化粧品などに使用される成分の中でアロエベラが世界で最も健康的だと支持されているようだ。グローバル市場調査会社グローバルデータは、14日、同社のレポート「Key Insights from GlobalData’s 2019 Q3 Global Survey」の分析結果として、中東アフリカを除く世界のすべての地域の消費者78%が、調査対象の50の多様な成分のうちアロエベラは身体に良い影響を与えていると思っていることを明らかにした。 アロエベラに次いで、穀物/豆類、蜂蜜が上位3つの成分に選ばれた。中東アフリカ地域ではショウガがトップスポットを獲得した。

同レポートの洞察結果として、消費者が「自然な」成分を非常に望ましいと見なしていることを明らかにしたが、消費者は「自然な」概念について明確な定義を持っていないことも分かった。より自然に響く成分を含む家庭用ケア製品は、消費者にとってより魅力的である調査結果がでており、「不自然(化学合成)」な成分は、殺菌を優先する消費者に人気が高かった。

不健康な成分の調査では、 半分近く(48%)が身体に悪影響を与えると言われている最も「不健康な」成分は、大麻/マリファナだと回答した。ただ、この不健康への認識度は消費者の年齢に影響されており、ミレニアル世代は 大麻/マリファナに対してより肯定的な見解を持っていることも明らかになった。ミレニアル世代の23%は、身体にプラスの影響を与えると信じている結果となった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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