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英ミレニアル世代はコロナでよりビーガンダイエットを選択

グローバル市場調査ミンテル は、9日、イギリスの消費者は新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンの結果、ビーガンダイエットにより関心を持つようになったという新しい調査結果を発表した。同社の新しい研究によると、特に若いミレニアル世代(21歳〜30歳)にこの傾向が強く、同世代の25%がパンデミックでビーガン食をより好むようになったという。

イギリスの消費者調査は、4月23日から5月7日までの期間、16歳以上のイギリス人インターネットユーザー2000人を対象に実施された。

調査対象者の4分の1(23%)は、パンデミック発生以来、果物や野菜をより多く食べていると主張した。Z世代(20歳以下)(31%)とミレニアル世代(21歳〜40歳)(27%)は、この健康的な食材を冷蔵庫に十分にストックしている。特に柑橘系の果物を重要に考えており、3分の2(66%)は、ビタミンCの摂取が免疫システムのサポートに役立つと考えているようだ。全体として、ほぼ5人に2人(37%)のイギリス人が、免疫システムをサポートする栄養素を食事に加えるようにしているという回答だった。

パンデミック発生後の食生活の変化として、“無駄にしたくない”という考え方が広まっているようで、調査対象者のほぼ7割は、「家庭での食品の無駄遣いが減った」と述べた。また、5人に2人近く(37%)の消費者は、賞味期限が長い食品や飲料(加工乳、缶詰食品など)を購入する頻度が高くなったと回答しており、この傾向はZ世代とミレニアル世代で特に上昇している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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