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サンスクリーンの利用調査—米国ではシワ防止が利用目的1位

スペインのスキンケアISDINラボラトリーズは、18日、 米国とヨーロッパの102,000人を超える消費者のサンプルデータから分析した日焼け止め習慣に関する調査結果を発表した。

これによると、アメリカの調査対象者の半分(50.3%)は日焼け止めの重要性を認識しており、日差しが強い時にはサンスクリーンを使用していることが分かった。日焼け止めを日常的に使用しているアメリカ人は37%にとどまっており、皮膚の老化の80%は累積的な直射日光からの損傷によって引き起こされるため、日常的な利用率の増加が望ましいことが示唆された。

利用動機の調査では、 アメリカ人の半数が、日焼けやしわを防ぐため(52%)にサンスクリーンを使用していることが判明した。女性は美容上の理由から日焼け止めの使用する傾向があり(48%)、男性は健康上の理由から日焼け止めを利用する傾向があった(44%)。皮膚がんの発症を懸念して日焼け止めを利用する人は27%と続いた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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