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イギリスの2020年クリスマス小売消費は前年比0.4%減の予測

グローバル市場調査会社ミンテルは、11月25日、イギリスでのクリスマス商戦の小売消費は前年同期と比較してわずかに減少するという予測を発表した。同社の最新の調査によると、2020年11月、12月の2ヵ月間の小売売上高(店内およびオンラインの食品と非食品の両方)は817億ポンドに達する見込みで、昨年の同期時の売上高820億ポンドと比較して0.4%減少するという予測。内訳では、非食品小売の売上高は、333億ポンドに達すると予想されている。

オンライン需要は新型コロナウイルス感染症のパンデミック以来急増しており、クリスマス期間中に記録的なレベルの売上を占めると予想されている。消費者の半数(51%)は、今年オンラインでクリスマスギフトを購入する予定であり、特に16〜34歳の年齢層でオンラインショッピングの利用率が58%と最も高くなっている。

食料品の買い物客の77%が、良いクリスマスを過ごすことがこれまで以上に重要であると述べているため、食料品の売上も伸びると予想されている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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