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世界のビーガン化粧品市場は2027年までに214億ドルに成長予測

グローバルリサーチ会社 Research And Marketsは、7日、2027年までにビーガン化粧品の世界市場は214億ドルに成長するという予測を発表した。2020年に推定151億ドルに達した同市場は2020年〜2027年の間に年平均成長率(CAGR)5.1%で成長する見通しのようだ。

有料レポート「Vegan Cosmetics – Global Market Trajectory & Analytics(ビーガン化粧品-グローバル市場の軌跡と分析 )」で市場動向とドライバー、セグメント分析、グローバル市場の展望などを分析している。

セグメント分析で成長株はスキンケアで予測期間に5.6%のCAGRで成長し2027年には78億ドルに達すると見通し。ヘアケアは予測期間に5.1%CAGRで、メイクアップは5.1%CAGRで成長すると予測されている。

国別に比較すると、米国のビーガン化粧品市場は2020年に41億ドルと推定されており現在、市場をリードしている。世界第2位の経済大国である中国は、予測期間にCAGR7.9%で急成長し、2027年には44億ドルを超える勢いがあると予測。 他の注目すべき市場として日本とカナダが取り上げられており、予測期間中のCAGRは、それぞれ2.8%と4.6%と予測されている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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