世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

ブラジルの化粧品大手ナチュラ2021年1Q売上高25.8%増

ブラジルの化粧品会社ナチュラ・コスメティコスは、12日、 2021年第1四半期の連結純売上高は前年同期比25.8%増の98億レアル、 EBITDAは470.7%増の8億2910万レアルを記録したと発表した。すべてのブランドでデジタルソーシャルセリングとeコマースのさらなる成長が堅調な業績を支えた。

グループ全体のオンライン売上高は前年同期比166%と非常に好調だった。ナチュラブランドでは、デジタル売上高が253%増加し、エイボンも世界全体で132%の3桁成長を記録。

ボディショップの純売上高は前年同期比47.7%増加し好調な四半期を記録した。直販チャネルとeコマースの継続的な拡大のおかげで、ヨーロッパで減少した小売売上高を相殺した。

イソップは売上高と収益性の両方で2桁の力強い成長を遂げた。第1四半期の純売上高は71.9%増加した。ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアの一部の実店舗の封鎖が続いたがeコマースの大幅な収益増に支えられた。特にアジア地域で目覚ましい業績を記録した。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP