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(59)アンチエイジング(下)~コスメシューティカルが幹細胞コスメを製造販売~

ヒト幹細胞培養液を配合した化粧品の製造・販売は、アンチエイジングと同族関係にあるコスメシューティカル(東京都港区)が担当している。アンチエイジングとコスメシューティカルは、経営者が同一の同族企業。

アンチエイジングは、2015年1月にコスメの製造・販売会社オビアスを設立、2017年4月にオビアスをコスメシューティカルに社名変更して以降、現在まで自社オリジナル化粧品を開発し、市場投入してきた。

現在、同社が手掛ける幹細胞培養液を配合した主な自社ブランド化粧品は、サロン向けプロユース商材「アクティバート」(写真)、店販商材「アクティバートフォーデイリー」、オビアスシリーズ(スキンケア)などがある。
サロン向け商材「アクティバート」は、ヘアケア、頭皮ケア用のスカルプローションやシャンプーなどがある。

いずれも、ヒト幹細胞培養液をメインに効果を最大限に高めるテクニックを追求した「次世代トータルエイジングケアメソッド」。アンチエイジング成分を届けるテクニックにより、段階的にスイッチを入れることで、細胞の代謝を促し、再生プロセスの活性化へと導くなどが特徴。

店販商材アクティバート フォー デイリーは、人幹細胞培養液に加えて、ヒアルロン酸とビタミン誘導体、ペプチド等を配合し
①肌の代謝をアップすることでターンオーバーを促進して毛穴を縮小
②肌内部のコラーゲン量をアップしてたるみによる穴と毛穴のつながりを防止
③保温効果で、こじわを作らないなどの特徴を持つ。

オビアスシリーズは、科学的根拠に基づき効果が検証されたスキンケア。幹細胞培養液をはじめ、コラーゲンのリサイクルメカニズムにダイレクトにアプローチし、ハリと潤いのある肌へと導くアンチエイジングペプチドや浸透型肌専用アンチエイジングビタミンC誘導体「ビタ-HA」などを配合。ハリと潤いのある肌へと導くことなどが特徴。

これらの幹細胞コスメの販売は、通販主体に代理店を通じてエステサロンや美容室等に卸販売している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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加藤勇

顧問記者/ジャーナリスト

元日刊工業新聞編集局部長。欧州、米国特派員を含め記者歴通算45年。ベンチャー、中小・金融政策専門経済ジャーナリスト。「レバレッジ金融至上主義の崩壊」など著述多数。本誌では主に、経済部門、企業取材を担当。

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