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日本色材工業研究所、2019年2月期1Qの売上高は横ばい

化粧品受託製造大手の株式会社日本色材工業研究所(東京都港区)は10日、2019年2月期第1四半期の売上高が前年同期比0.3%増の26億2800万円、当期純利益が同44.9%減の9400万円となったと発表した。日本国内におけるインバウンド/アウトバウンド需要の取り込み、国内化粧品メーカーによるアウトソーシングの拡大などが続いている。

セグメント別の業績を見ると、日本については、国内の化粧品メーカー各社で、アジア・アセアン地域で人気の高い“日本製化粧品”に対するインバウンド/アウトバウンド需要が増勢基調にあり、また、商品の安定供給体制の強化を急ぐ大手化粧品メーカーからのアウトソーシングも高水準で推移。これにより、売上高は前年同期比0.8%増の22億100万円となった。

フランスにおいては、子会社THEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.(テプニエ社)の所在する欧州経済が、足許に減速感は見られるものの、景気の緩やかな回復基調は持続。このような事業環境のもと、テプニエ社では、主力の医薬品の受注による売上が、顧客理由により第2四半期以降に繰り延べされたことを主因に、売上高・利益面のいずれも、前年同期と比較して減少した。この結果、売上高は前年同期比2.2%減の4億3500万円となった。

2019年2月期通期の売上高は前期比9.3%増の113億6500万円、当期純利益は同7.9%増の5億5300万円となる見込み。

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