中国の消費者ビッグデータをベースにマーケティングなどを行う株式会社トレンドExpress（東京都千代田区／代表取締役社長：濱野智成）は8月31日、コンサルタント企業の株式会社 Bloom&Co.（東京都渋谷区／代表取締役：彌野泰弘）と業務提携を締結したと発表した。
これによりトレンドExpressは、中国における化粧品などの欧米ブランドによる盛んなマーケティングと同様、日本企業における中国市場への新規参入及び事業拡大を継続的な支援を実施する。
具体的に同社は今回の提携を機に、複雑化する中国市場と、変化し続ける顧客インサイトをリアルタイムで捉えることで、生活者の多様な特性とニーズを見極め、インサイトに根ざした緻密なブランド戦略を策定・実行する。
そして、ブランドの売上や投資対効果の最大化を追求するとともに、中長期的な顧客ロイヤリティの向上とそれに伴う継続的な事業成長の実現に貢献していくとしている。
また、今回の事業展開の背景について同社は、「中国では世界に先駆けて経済の回復が進み、中国消費の指標の一つである「社会消費品小売総額」における化粧品および日用品のカテゴリは、コロナ流行前の2019年比で二桁の成長を記録」していることがあると述べている。
