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日焼け経験が多い女性ほど「肌にいい成分が入っていかない」と実感 成人女性に調査

資生堂ジャパン株式会社(東京都港区/代表取締役社長:魚谷雅彦)は10月8日、20歳~60歳の女性559人を対象に実施した「過去から現在にかけての紫外線との関わりと現在の肌状態の実感」に関するアンケート調査の結果を発表した。

これによると、過去、紫外線を多く浴びてしまった女性ほど、現在の肌の衰えの実感や、「肌にいい成分が入っていかない」という実感を持っていることがわかった。

調査は、対象女性の過去における日焼け経験ごとに「(意図的に)日に焼けて黒くなったことがある」、「(意図的にではないが)日に焼けて黒くなったことがある」、「日に焼けて黒くなった経験はない」の3グループに分けて次の質問を行った。

1:「年々、肌そのものが衰えているように感じるか」
2:「肌にいいものをどんどん入れたいと思っているが、肌に入っていかない実感があるか」

その結果.、いずれも日に焼けたことがあるグループのほうがそれらを実感している傾向にあることがわかった(グラフ)。

グラフ

たとえば、「(意図的に)日に焼けて黒くなった経験あり」のほうが、「日に焼けて黒くなった経験なし」グループの約1.2倍、年々肌が衰えているように感じていた。

また、「肌にいいものをどんどん入れたいと思っているが、肌に入っていかない」と実感している人は、「(意図的に)日に焼けて黒くなった経験あり」のほうが「経験なし」よりも約1.3倍高いことがわかった。

この原因について皮膚科医の日比野佐和子氏は「過去の日焼け経験によって現在の肌の衰え実感に差があるのは、紫外線による『光老化』の度合いの差が一因だと推察」したうえで、「積極的な対策で光老化による肌の衰えをケアすることができる」とコメントしている。

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