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インターパルファム、2021年第3四半期の売上高が過去最高の2億6270万ドルを記録

香水開発大手のインターパルファムは、10月25日、2021年第3四半期(9月30日終了)純売上高が前年同期比64%増加の2億6270万ドルだったと発表した。2019年同期と比較して純売上高は34%増加しており過去最高を記録した。

同社が展開するブランドでモンブラン、ジミーチュウ、コーチ、ゲス、ランバンの売上高は、それぞれ26%、40%、98%、27%、37%の二桁成長と予測を上回った。今年新しいフレグランスを発表したケイトスペードとMCMの2つのブランドの売上も成長に貢献した。同社は決算報告と同時に、2021年の年間売上高の見通しを8億1000万ドルに上方修正した。

同社の会長兼CEOのJean Madar氏は、「最近のフェラガモ・フレグランスの買収と、来年の夏に予定されているダナキャランとDKNYフレグランスの追加により、2〜3年以内に10億ドルの純売上高を達成することを期待して売上高の成長を加速することを楽しみにしています」などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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