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8割以上がシンプルケア支持、肌本来の力を生かす「自立肌」を要望

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が実施した美容に関する意識調査の結果、8割以上がシンプルなケアを支持し、肌本来の力を生かす「自立肌」をサポートしてくれる化粧品を望んでいることがわかった。また、化粧品トラブルの「白斑問題」への関心の高さが影響してか、回答者の4人に1人が、化粧品の成分が肌の奥まで浸透することはリスクだと考えている。調査は、10月8日~9日にインターネット上で実施。全国20~79歳の女性で、各年代(20代/30代/40代/50代/60代以上)100件、計500件の回答を集めた。

調査結果では、普段使用する基礎化粧品の種類数は平均約2.5種類。理想として何種類使用したいかという問いには、平均約2.3種類だった。化粧品の数は少なく、より手間をかけずにスキンケアをしたいという傾向がうかがえた。

毎月かけている金額については、現状1位「1001円~2000円」(20.6%)、2位「0円~1000円」(19.4%)に対して、いくらかけたいかの理想は、1位「2001円~3000円」(20.8%)、2位「1001円~2000円」(18.8%)と、より高級なものを使いたい傾向がある。

肌にとって本当に良いと思うことは、81.2%の人が「シンプルな手入れをすること」と回答。「時間とお金をかけて手入れをすること」と回答した人はわずか3.4%で、「何もしないこと」と回答した人13.8%よりも少ない。

化粧品に必要な役割についての質問には(複数回答)は、1位の「乾燥を防ぐこと」(61.2%)に次いで、55.6%の人が「肌本来の力を引き出すこと」と回答。一方、「成分を肌の奥まで浸透させること」を必要な役割と思う人は33.2%にとどまった。肌本来の力をよみがえらせる「自立肌」になりたいと回答した人は82.0%で、化粧品の成分に頼るのではなく、肌本来の力を呼び覚ますスキンケアに注目が集まっているようだ。

美容に関する意識調査

肌にとってのリスクについての質問では、1位「肌表面への強い刺激」(61.6%)、2位「強すぎる成分が肌の奥まで浸透すること」(27.8%)という結果になり、「何もしないこと」(9.4%)よりも、むしろ化粧品自体が肌のリスクになり得ると考える人が多い結果となった。「化粧品によるトラブル」と聞いて、最近思い出すこと(自由回答)には、91.0%が「白斑問題」と回答した。「白斑」の原因だと思うこと1位は「化粧品の成分が肌の奥まで浸透して影響を及ぼしたこと」(42.6%)で、「白斑」トラブルの原因を「浸透し過ぎ」と捉えている人が多く、同社は、「浸透=リスク」の認識が高い結果になったと分析している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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