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アメリカで美容製品の多様性を求める消費者が増加

グローバル市場調査会社ミンテルは、17日、アメリカの消費者は多様性または包括性のある美容ブランドを支持する傾向が強いという調査結果を発表した。同社の最新の調査によると、米美容製品のユーザーのほぼ半数(47%)が多様性または包括性のあるブランドを支持すると答えており、Z世代の美容消費者では38%が過去に多様性を促進している美容ブランドから製品を購入したことが明らかになった。

米消費者の半数近く(49%)が美容製品の広告は自分自身を心地よい気分にさせてくれるべきであると主張しており、30%は広告は意欲的であるべきだと主張している。広告方法としてソーシャルメディアの影響力は強く、美容製品ユーザーの4分の1(23%)が、美容ブランドが使用するモデル/インフルエンサーが彼らの価値について多くを語ってくれると主張した。

「多様な美容ブランド」を定義する方法として3つの属性があげられた。第一にさまざまな肌のトーン/髪のタイプの人々のための製品を作成するブランドを45%が支持し、誰もが使えるユニバーサル商品を生み出すブランド(38%)、すべての個人の固有のニーズに合わせて調整できるカスタマイズ可能な製品を提供するブランド(30%)と続いた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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