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カシオ、欧州地域で皮膚観察用のダーモカメラ、スコープの販売を開始

カシオ計算機株式会社(東京都渋谷区)は、17日、皮膚観察用のダーモカメラTM「DZ-D100」とダーモスコープTM「DZ-S50」の欧州医療機器規則(MDR)の適合性調査が完了し、8月から欧州地域で販売を開始すると発表した。両製品は、当社海外グループ会社カシオヨーロッパ(Casio Europe GmbH、ドイツ・ノルダーシュテット)とカシオエレクトロニクス(Casio Electronics Co. Ltd.、イギリス・ウェンブリー)より発売される予定。


同社は、患部の接写や通常撮影が行えるダーモカメラTM「DZ-D100」と、撮影した画像を管理できる無料のソフトウエア「D’z IMAGE Viewer」を2019年5月より国内向けに提供を開始した。2020年3月には、軽量かつ広範囲での皮膚観察ができるダーモスコープTM「DZ-S50」を発売。

海外展開では、米国、オーストラリア、ニュージランドの3カ国で販売を開始した。今回、MDRからの承認を得て、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、イギリスでのビジネス展開を広げ海外事業を強化する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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