世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

米国で新しいコンセプトのフェイシャル・バーが登場

高級ホテルのスパや皮膚科専門医が経営するスキンケアサービスとは異なり、新しいコンセプトのフェイシャル・バーが米国ロサンゼルスに登場した。プロフェッショナルなスキンケアのフルサービスを手早く、低価格で受けたいという消費者の要望に応えて、「Face Haus」は昨年12月、スタジオシティーにフェイシャル・バーを開店。女性顧客をターゲットに絞らず、成人女性、成人男性、10代の女性、10代の男性、子供のニーズに合わせたメニューを開拓して話題になっている。

Face Hausは30分のフェイシャルトリートメントの基本サービスを大人40ドル、10歳以下の子供20ドルで提供する。米有名女優をクライアントに持つビバリーヒルズの皮膚科医ハロルド・ランサー博士と提携、博士がFace Haus専用に開発したアンチエイジング美容液を使用するファイシャルトリートメントは80ドルで提供。また、誕生日やブライダルイベントの一環として、プライベートパーティーをメニューに取り込んでいる。プライベート料金300ドルで8名(一人40ドル)から貸し切りが可能となる。

創業者の一人、ジェン・ウォーリー氏はロサンゼルス・タイムズ紙の取材に、他州への多店舗展開を構想中と答えており、6月にはロサンゼルス市に2号店を開店する予定としている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP