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米国でオンデマンドの美容サービスが活発化

米国では携帯アプリを活用したオンデマンドの美容サービスの派遣ビジネスが活発になっている。スパサロンからマッサージセラピスト、ヘアサロンからヘアスタイリストを自宅、オフィスなどに派遣するサービスが存在する中、 新しいベンチャーのGLOSSIFLYは、9月22日、オンデマンドに特化したサービスを開始すると発表した。

同社の携帯アプリは10月2日からダウンロードが可能になる。事前に顧客登録をすれば必要な時に必要な場所にヘアセット、メイク、フェイシャルトリートメント、マッサージの専門家を派遣してもらえる。ヘアセットは40ドル、メイクは50ドル、フェイシャルとマッサージは85ドルの価格設定。ヘアセットのメニューは7種類、メイクのメニューは8種類を準備している。まずは、ニューヨーク市、サンフランシスコとベイエリア、ロサンゼルスの3大都市でサービスを開始する。

創業者の Shirley Sheene Day氏は、カリフォルニア州の弁護士として活躍する傍ら、乳がん患者、障害者、および財政難の女性に無料の美容サービスを提供する非営利団体の活動を8年間支援してきた。この活動を通して、美を追求することへの重要さを確認できたという。あらゆる環境に置かれた女性に、オンデマンドな美容サービスを“手頃な価格”で提供していきたいとコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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