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米アーボン・インターナショナル、ポーランドで事業開始

米アーボン・インターナショナル(ARBONNE INTERNATIONAL)は、子会社のアーボン・ヨーロッパを通してポーランドでの事業を本格的に開始したと10月3日、発表した。同社は植物ベースの美容、衛生、健康製品の開発会社。米国、カナダ、オーストラリア、英国の4カ国で営業拠点を構築していたが、5カ国目になるポーランド進出で欧米市場でのビジネスを加速するとみられる。

製品の販売チャネルとして、地域に密着したネットワークを活用してアーボンの“独立コンサルタント”と称する販売員が製品を届ける営業方法と公式サイトでのオンライン販売を採用している。同社の製品はグルテン不使用でビーガン(完全菜食主義)認定を受けている。

アーボン・インターナショナルはスイスでの研究を経て、1980年に米国でパーソナルケア製品の開発を開始し、過去30年の間で北米、欧州、オーストラリア市場へとビジネス拡大に成功した。アジア、アフリカ、南アメリカなど未開拓市場への今後の動きにも関心が高まる。本社はカリフォルニア州アーバインで、非公開企業。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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