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ツバメの巣

概要

広東料理の高級食材とされ、中国では漢方薬としても重宝されているツバメの巣。おもに中国や東南アジアのごく一部の沿岸の洞窟から採取されたアナツバメの巣を用い、時間と手間をかけて丁寧に加工するため、希少価値が高い。一般的にツバメは泥や枯れ草で巣をつくるが、食用や薬用となるアナツバメの巣は唾液を固めてつくられるのが特長だ。ネバネバ成分といわれる「ムチン」や自然治癒力の向上に関わる「シアル酸」が豊富に含まれており、美肌効果や免疫力を向上させる効果が期待され注目度も高い。食材としてだけでなく、ツバメの巣から抽出したエキスを配合するなど、サプリメントや美容ドリンクの原料としても利用されている。

美容へのアプローチ

世界三大美女に数えられる楊貴妃も食していたツバメの巣は、中国では古くから若返りや美肌の効果があるといういい伝えがある。主な成分である「ムチン」や「シアル酸」には、肌の保水機能や免疫機能を高める作用があり、年齢とともに気になる素肌の衰えにアプローチ。さらに表皮の再生を促す「上皮細胞(EGF)」や、コラーゲンをつくり出す細胞に働きかける「線維芽細胞増殖因子(FGF)」に似た作用があり、表皮と真皮からダブルで美肌へと近づけていく。これらの作用で加齢につれて周期が延びてきたターンオーバーを正し、シミやたるみ、乾燥などの肌の老化を遅らせ、弾むような若々しい印象のハリ肌へと導いていく。

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