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東京イセアクリニック、"大豆効果"を得やすい身体か? の検査導入

美容外科「東京イセアクリニック」(医療法人社団十二会/東京都港区、総院長・松本直純)は、8月1日より全院で新プラン『ソイチェック』(9,000円/税別)を導入する。世界でも注目の健康食材「大豆」の持つ効果を効率よく得やすい身体かどうかを尿から簡単にチェックし、「管理栄養士による食カウンセリング」でアドバイス・フォローを行なう、という内容。

今や世界でも注目されている健康食材「大豆」に多く含まれるポリフェノール「大豆イソフラボン」は女性ホルモンの「エストロゲン」によく似た働きをしている。細胞にダメージを与える「活性酸素」の働きを抑える抗酸化作用もあるため、肌へのよい効果も期待できる「女性に嬉しい栄養素」として注目を集めている。しかし、このような大豆イソフラボンの作用が期待できるかどうかは個人差があり、日々しっかりと大豆食品を摂取していても「その恩恵が少ない」といった問題もある。

同クリニックによると、大豆イソフラボンから腸内細菌の力で作られるスーパーイソフラボン『エクオール』が作れているか作れてないかが関係しており、エクオールを体内で作れる人は、大豆の健康効果を効率よく得ることができるという。「エストロゲン様作用(女性ホルモンの低下による不調、たとえば更年期症状、骨粗しょう症、メタボリックシンドロームなどの改善・軽減)」など、期待され る効果を得やすい。特にエクオールは、「抗酸化作用(肌の老化・加齢)」にも顕著に反応し、シミ、シワ、動脈硬化の進行を押さえる効果が認められているとのこと。

実際に『エクオール』を作れる人の割合は欧米人で20~30%、40歳以上の日本人では50~60%とほぼ半分に対し、年齢が下がるにしたがいこの比率は低下。30歳未満である日本人の若年世代では4人に1人(20~30%)との研究結果も報告されているそうだ。その原因として、日本が欧米的な食文化へ変化していることや、豆類の摂取不足、根菜や海草、キノコ等に含まれる「食物繊維」の不足などが考えられるそうだ。

ISEA『ダイエット外来』監修・顧問の久保明・医学博士は、「体内に入った大豆がどのように働くのか、そのメカニズムの中心に“腸”が存在していることはあまり知られておりません。 最近、ダイエットだけでなく免疫や動脈硬化、老化にまでも“腸”が深く関わっていることが解明されてきました。 大豆に含まれるイソフラボンは腸内細菌によってエクオールという物質に変換され、私達の体のコンディションを支える働きをします」と話し、同調査を推薦している。

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