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ラッシュ、『LushPrize 2016』に2つの賞を新設

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英国を拠点とし、世界49カ国で展開している化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は2012年、英国の消費者団体であるEthical Consumer Research Association(エシカルコンシューマー・リサーチアソシエーション)と共同で、動物実験に頼らない研究開発支援や動物実験の廃止に向けた活動を推進することを目的とした賞『Lush Prize(ラッシュプライズ)』を開始した。

両社は今年から、『Lush Prize』の「若手研究者部門」において、日本を含むアジア地域を対象とした「若手研究者部門アジア」、および「若手研究者部門アメリカ大陸」の2つの賞を新設することを決定した。

これにより、若手研究者への賞金総額が前年の3倍にあたる15万ポンド(約2,700万円)に拡大することになる。

『Lush Prize』は、「世論喚起部門」「サイエンス分野」「トレーニング部門」「ロビー活動部門」「若手研究者部門」の5分野で構成されており、動物実験の代替法開発や動物実験廃止に向けた活動など、各分野における受賞者、および受賞団体へ毎年最大総額25万ポンド(4,500万円)を授与してきた。

また、2012年の設立以来2015年までの4年間で、代替法の研究開発を行う研究者・研究機関、及び動物実験の廃止に向けた活動を行う団体など計22ヶ国、50の個人・団体・機関に対して、総額100万ポンド(約1.8億円)を授与している。

アジア地域やアメリカ大陸では、動物を使用しない研究技術への関心が急速に増加してきており、地域を限定した若手研究者部門として、日本や韓国、香港などのアジア地域の国々を対象とした「若手研究者部門アジア」、および北米、南米、中央アメリカを対象にした「若手研究者部門アメリカ大陸」の2つを新設することを決定した。

それぞれ、動物実験のない未来を目指す将来の研究への投資として、若手研究者を対象に最大5人に、1人につき1万ポンド(約180万)を授与する。

賞の授与は、11月に韓国および北米で各々開催を予定している特別イベントにて、また、全賞の発表および表彰は、11月11日に英国・ロンドンで開催する授与式で行う予定だ。

過去の受賞者の詳細情報、応募に関する詳細は、公式サイトで確認できる。

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