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カナダ発カラーコスメM.A.C. ケイトリン・ジェンナー・コレクションをリリース

カナダのトロント発祥のカラーコスメブランド M.A.C.は2017年新春のコラボとして、ケイトリン・ジェンナー・コレクションを全米でこのほど、発表した。コレクションのコンセプトはすべての年齢、すべての人種、すべての性別の擁護。唇、目もと、頬にエレガントでクラシックな色合いを提供する。リップスティック3色、リップグロス3色、アイシャドウ3色、アイライナー3色、ブラッシュ、ブロンザーなど15製品(掲載写真は公式サイトより)。販売価格は16ドル〜33ドル(税抜き)に設定。

ケイトリン・ジェンナーは、旧名ブルース・ジェンナーでアメリカの陸上競技選手として活躍しており、オリンピックの金メダリストでもある。2015年に性同一性障害であることを公表し「ケイトリン・ジェンナー」として米誌「 Vanity Fair」7月号で女性化した姿を公表して話題になった。

同氏は、M.A.C.と2016年春に初めて“Finally Free”というタイトルでローズヌードのミッドトーンのリップスティックを発売した。100万ドルを超える収益は M.A.C・エイズ・ファンドトランスジェンダー・イニシアチブに寄付されトランスジェンダーコミュニティの医療アクセスと市民権擁護の向上に役立たせるという。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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