脱毛のために3つの波長（1064nm、810nm、および755nm）を組み合わせた新しいアプリケーターの有効性と安全性を評価した結果が8月21日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。
男性22人（平均年齢41.5歳）を対象に、4セッションの脱毛治療を実施した。セッションの間隔は8週間とし、フォローアップ期間は3か月とした。男性参加者のうちフィッツパトリック皮膚タイプIIは2人、タイプIIIは19人、タイプIVは1人だった。脱毛治療の部位は、腹部2人、背中14人、胸部5人だった。体毛の特徴はダーモスコピー画像システムで評価した。
その結果、最後のセッションから3か月後に体毛数の平均減少は75.6％、体毛密度は75.6％だった。1つのデバイスに3つの異なる波長を組み合わせることで、広範囲に安全で効果的な治療が可能だったと結論された。
