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MAKE UP FOR EVER、ニューヨークにグローバル旗艦店オープン

パリ発祥のメイクアップブランド MAKE UP FOR EVER はニューヨーク市マンハッタンのレキシントン通りにグローバル旗艦店をオープンしたと2月27日、発表した。ユニークなメイクアップのチュートリアルを提供する新しいコンセプトのブティックとしてはアメリカで初出店となる。

旗艦店ではこれまでにないプロのメイクアップ技法を無料で提供していくという。店内に回転寿司バーをイメージした斬新なデザインの「GO PRO MAKEUP」バーを開設。特定のメイクアップルックを作成するためにグループ化されたメイクアップの製品セットがバーの周りをゆっくりと回転する中、利用者は習いたいメイクのスキルを回転バーから選ぶことができる。各席には明るいメイクアップ用ミラー、衛生用品、携帯端末用USBポート、鞄やコートのフックなどが備わっている。営業時間内では、予約なしで誰でも利用が可能となるという。

このウォークイン・サービスに加えて、メイクアップのグループレッスン(7人まで収容可能)を定期的に無料で開催していく。月曜日〜土曜日の午後3時と6時半、日曜日の午後2時に開催する予定。MAKE UP FOR EVERのアーティストがメイクアップのクラスを手がける。クラスはブロンズグロー、ハイライトと輪郭、ノーメイクアップ風のメイク技法、メタリックリップ、スモーキーアイ、5分のメイクアップなど10種類を用意している。レッスンの内容は 季節とトレンドに合わせて変えていくという。オフラインの店舗展開でどのように集客していくかが問われる時代、顧客への付加サービスも進化してきている。消費者の反響に関心が寄せられる。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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