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世界の消費者の食品・飲料選び調査ー糖分とGMOに注目

ドイツに本拠を置くマーケティングリサーチ会社GfKは、「食品・飲料選びのグローバル調査」の結果を10月25日、発表した。 食べ物や飲み物を決める際に、特定の要因がどれほど重要か、世界の消費者(17カ国)にオンラインで質問した結果、 「低糖または無糖」と「遺伝子組み換え(GMO)成分を含まない」が共に48%で最重要項目としてランクインした。 次に「低ナトリウムまたは低塩製品」(45%)と続き、「有機製品」、「低脂肪または無脂肪製品」、「ビタミンやミネラルが強化された製品」の3項目が重要と44%が回答した。調査結果の詳細は次の通り。

『食べ物や飲み物を決める時、非常に重要、あるいは極めて重要と評価する項目リストと支持率』

・低糖または無糖製品(48%)

・遺伝子組み換え(GMO)成分を含まない(48%)

・低ナトリウムまたは低塩製品(45%)

・有機または有機成分から作られている(44%)

・低脂肪または無脂肪(44%)

・ビタミンやミネラル補強(44%)

・地元産もしくは地元の食材を使用(38%)

・プレバイオティックまたはプロバイオティクスを含む(35%)

・グルテンフリー(26%)

・該当項目なし(12%)

【調査概要】

調査国: 世界17カ国( アルゼンチン、オーストラリア、 ベルギー、ブラジル、 カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ロシア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカ)
調査対象: 15歳以上の消費者23,000人
調査方法: インターネット調査(各国のオンライン人口の構成比にあわせてウェイトバック集計を実施)
調査時期:  2017年夏

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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