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休眠美容師の活用などで理美容市場をテコ入れ

理美容業界では、人手不足、単価下落などで市場の縮小という大きな問題を抱えている。その中で各社は生き残りをかけて、休眠美容師の復帰、SNSなどデジタル媒体の活用、デザイン系やメンテナンス系などの絞り込みといった各種戦略が繰り広げられている。

矢野経済研究所の調べによると、2016年の理美容市場規模は前年度比0.4%減の2兆1575億円。2017年は同0.4%減の2兆1490億円になると見られている。各社、クーポン発行の増加や1000円カットといった低価格帯の台頭、新卒美容師の減少などにより、競争は熾烈を極め、市場は相対的に減少傾向にある。

目下、美容師の有資格者約125万人のうち、実際に資格を活かして活動している美容師は40%程度といわれる。そこで休眠中の美容師の掘り起こしが課題の一つ。また、専門ニーズの多様化も進みつつ、デザイン系とメンテナンス系でターゲットを絞って事業展開するところもある。

近年は、スマホの普及で、インスタグラムなどSNSを通じてカラーやカットなどの情報が拡散しており、これをうまく使った営業戦略は今後生き残りに大きなカギを握っている。

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