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ナリス化粧品、「肌休暇」制度を導入へ

株式会社ナリス化粧品(大阪府大阪市)は4月1日から、社員の残業による長時間勤務や不規則な勤務によっておこる肌の不調やトラブルから生じる業務効率の低下を防ぐため、「肌休暇」制度を導入する。

対象者はナリス化粧品のほか、株式会社ナリスアップコスメティックス、株式会社ナリスコスメティックフロンティアの正社員、契約社員、メイト社員(性別・年齢問わず)。取得可能日数は、本人が持つ有給休暇の範囲であれば何日でも、本人の申し出により可能としている。

肌の不調によるストレスや、モチベーションの低下や自信の喪失、コミュニケーションの減少から起こる業務効率の低下を防ぎたい狙い。

3月8日の国際女性デーを前に、1日平均1時間以上の残業をしている20~40代の女性1690人に対し、残業と肌の不調に関する意識調査を実施したところ、全体の75%が「残業が多いと肌の調子が悪くなる」と回答していることがわかった。多くの年代で、残業によりストレスが溜まること、睡眠時間が少なくなることが「肌の調子」に関係すると考えられている。

また、長時間勤務、または不規則な勤務時間に陥ってしまう人に起こる肌荒れ・肌の不調(トラブル)を「残業肌」と説明したうえで、全体の53%が自分の肌は「残業肌と思う」と回答。その95%が残業肌によるストレスを実感している。

さらに、残業肌による仕事への影響を尋ねたところ、「モチベーションが下がりそう」「自信が減りそう」「笑顔が減りそう」など、仕事への悪影響が浮き彫りになった。また残業が多いと肌の調子が悪くなる理由としては、「ストレスが溜まるから」「睡眠時間が減るから」と回答。残業により睡眠時間やストレス解消に使える時間が減り、残業肌を生み、残業肌が仕事のモチベーションを下げるという負のスパイラルが見られる。

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