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2018年の機能志向食品市場、ダイエットなどの伸びがけん引

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区)が機能志向食品(健康食品とシリーズサプリメント)の国内市場調査を実施した結果、2018年の機能志向食品市場はダイエットなどの伸びがけん引し拡大が続くとして、2017年見込比2.0%増の9317億円となる見通しだ。

2017年の市場内訳は、健康食品が前年比2.3%増の7098億円、シリーズサプリメントが同4.5%増の2032億円が見込まれる。健康食品は、ダイエットや、コラーゲンなどの美肌効果、グリーンチャージなどが伸びている。シリーズサプリメントは、肝機能改善や生活習慣病予防(中性脂肪値・コレステロール値改善)などが、上位企業を中心に実績を伸ばしている。

2018年は、健康食品が前年比1.5%増の7206億円、シリーズサプリメントが同3.8%増の2110億円となる見込み。

このうち、ダイエット市場について見てみると、2017年も引き続き、タンパク質補給や抑制系/燃焼系ダイエットの伸びにより市場拡大が見込まれる。タンパク質補給ではプロテイン配合の続伸、抑制系/燃焼系ダイエットでは飲むだけの手軽なダイエット訴求商品が需要を獲得。デジタル広告を軸に新たな切り口で展開する新興企業も実績を伸ばしており、2017年の市場規模は前年比8.8%増の1454億円と見込まれる。

2018年も市場は拡大すると予想。特に、スポーツ人口の増加や運動により筋肉をつけながら健康的に体重を落とすボディメイクを目指す層が増えているため、プロテイン配合の続伸が期待されるとして、ダイエット市場規模は前年比5.6%増の1536億円と見込んでいる。

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